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阿尻教授が【nano tech 特別シンポジウム】において、講演をいたします 。
2024年01月16日
阿尻教授がナノテク展【nano tech 特別シンポジウム】において、MIはナノ材料開発をどう変化させたのか - 現状の課題と今後の展望- をテーマに講演をいたします。
日 時:2024年2月1日(木) 16:20-17:00
会 場:メインシアター (東4ホール)
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講演タイトル:
ナノ材料開発におけるMIへの期待 ー 新組成から新構造・新プロセスへ ー
【講演概要】
マテリアルズ・インフォマティクスは構造―物性・機能相関であり、求める物性や機能を発現させるために、化学組成、配合、あるいは材料構造を探索する上で効果的な手法である。一方、そのような材料やデバイスを社会実装させるためには、これらの最適な新素材や構造化材料、デバイスを作成する、すなわち、プロセスー構造相関が重要となる。今後のマテリアルズ・インフォマティクスには、最適構造予測、さらにはプロセスと融合し、プロセスー構造―機能相関を創成することが重要である。最終的には材料設計、プロセス設計予測が可能になることが期待される。
しかしながら、原理解明が結びつくことで新たな知見が得られることも多い。ここでは、ナノ粒子分散系(ナノ流体、ナノコンポジット)を対象に、分散・凝集の予測、それにともなう粘性の予測、塗布乾燥にともなう構造形成等を例として取り上げ、プロセスー構造相関について考えてみたい。
聴講は無料。事前登録制となります。
https://unifiedsearch.jcdbizmatch.jp/nanotech2024/jp/sem/nanotech_mems/seminar_details/6meSLbe67jo#A29157454